健康情報

令和6(2024)年国民健康・栄養調査より
日本人の食塩摂取量は9.6g
減少傾向だが目標値よりもまだ高い

生活習慣病の予防のためにも
食塩控えめ、野菜の摂取を心がけよう

「日本人の食生活は、食塩の摂取量が多く、野菜の摂取量は少なく、いずれも目標値に達していない」
――このような調査結果が厚生労働省の「令和6年国民健康・栄養調査結果の概要」から明らかになりました。この調査は、国民のからだの状況、栄養素などの摂取量および生活習慣などの状況を明らかにして、国民の健康増進を推進させるために行われているものです。

1日の食塩摂取量の平均値をみると、男性10.5g、女性8.9g、平均9.6gとなっていました。年次推移でみると、年々減少傾向にあるものの、「健康日本21(第三次)」の目標値である平均7.0gには3g近くも差があります。また、1日の野菜摂取量をみると、男性268.6g、女性250.3g、平均258.7gとなっており、「健康日本21(第三次)」の目標値である平均350gには約100g不足しています。
食塩のとりすぎ、野菜不足は、高血圧や糖尿病などの生活習慣病、がんのリスクを高めることがわかっています。食事の際は、めん類のスープを残す、調味料をかけすぎないなど食塩を控える工夫をするとともに、毎食野菜料理を加えることを心がけましょう。

知っておきたいがんの基礎知識

日々の食事でリスクが変わる食生活とがん

日々の食事は、がんのリスクとも密接な関係があります。とくに次のような3つの食生活は、がんにかかるリスクを上昇させることがわかっています(国立がん研究センターより)。

塩辛い食品をよく食べる

いくら、塩辛などの塩分濃度の高い食べ物をよくとる人は、胃がんのリスクが高いという研究結果が報告されています。

野菜や果物の不足

野菜と果物をとることで、食道がんのリスクが低くなるという研究結果が報告されています。また、胃がん、肺がんもリスクが下がる可能性があります。

熱すぎる飲み物や食べ物をそのままとる

熱い飲み物や食べ物を熱いままとると、食道がんのリスクを上げるという報告が数多くあります。

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