健康情報

適量なら健康によい?
飲酒の健康への影響は…

「酒は百薬の長」といわれてきましたが、近年の研究では、少量の飲酒でも健康リスクがあることが明らかになっています。

※「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」(厚生労働省)を参考に作成

日本人の約4割はアルコールを分解する酵素が弱い体質です。飲酒で顔が赤くなる、動悸(どうき)や吐き気などが起こる人はとくに注意が必要です。お酒に弱い体質でも、長年の飲酒で不快感を感じなくなることがありますが、この場合でも口腔がんや食道がんのリスクが非常に高くなることが報告されています。

お酒を飲みたい人は、飲みすぎない工夫を

✅あらかじめ飲む量を決めておく
✅飲酒開始から30分〜1時間は酔いが回らずにペースが上がりやすいので、意識してペースを落とす
✅食事と一緒に飲む、水や炭酸水をはさむ
✅週に数日は休肝日を設ける
✅純アルコール量を把握する

飲酒はしないに越したことはありませんし、飲む場合でも量が少ないほど、健康リスクを抑えることにつながります。

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